| 12:00 関口宏の一番新しい近現代史▽大陸進出へ!満鉄設立・関東都督府・帝国国防方針 [字] 関口宏、小泉悠(軍事アナリスト・東京大学先端科学技術研究センター准教授)、岩間陽子(国際政治学者・政策研究大学院大学教授) 明治38年、日露戦争に勝利し、ロシアから韓国での優越権を得た日本は、韓国を保護国化し、外交権を取り上げる。韓国統監となった伊藤博文が、韓国に対して持っていた思いとは。さらに、租借権を得た遼東半島を関東州と名付け、行政機関の関東都督府と、南満洲鉄道株式会社、いわゆる満鉄を設立し、いよいよ大陸へ進出することになる。イギリスでは新型戦艦「ドレッドノート」が就役。それまでの戦艦の概念を変え、各国の海軍は大
艦巨砲時代へ向かう。一方アメリカでは、増加する日本人移民に反感を持ち、排斥運動が起こり、日米関係が変化していく。そして日本では、日露戦争後の国家目標と国防の在り方を定めた帝国国防方針が策定。軍部の独断で進められた帝国国防方針は、軍部と政府の対立を生むことになっていく。
https://bs.tbs.co.jp/culture/ichibankingendaishi/ 2025年
 
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